関西大学が4月に設立するビジネスデータサイエンス学部はこのほど、山脇学園中学校・高等学校(東京都)とデータサイエンス教育の実施、DX人材の育成を目的とした高大連携協定を締結した。新学部は高等学校と連携しながらデータサイエンス教育の普及を進めていくことを目指しており、今回はその1例目となる。
ビジネスデータサイエンス学部長就任予定の鷲尾隆教授(左)と、山脇学園中学校・高等学校 西川史子校長
両者は本協定を機に、大学教職員が高校を訪れて生徒に講義、説明会を開いたり、学生と生徒・教職員同士の交流を促進したりすることで、DX人材育成に向けて協力を進めるとしている。
主な連携・協力事項は以下のとおり。▽大学教職員による高校の生徒への講義・説明会等▽大学の学生と高校の生徒の交流▽大学教職員と高校教職員の情報交換▽中等教育におけるDX人材育成を目的とした協力体制の構築――など。