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小平高校、定期考査にCBT導入 生成AIによる問題作成ツール「コエテコStudy byGMO」を活用

2025年3月19日

東京都立小平高等学校は3月5日に実施した科目「情報I」の定期考査において、「コエテコStudy byGMO」(提供元:GMOメディア)を活用し、CBT形式での試験を行った。

「コエテコStudy byGMO」は、生成AIで問題が作成できるほか、CBT形式での出題が可能なツール。

■生成AI活用で定期考査をデジタル化

従来の紙形式の試験では、問題作成から印刷、採点、返却まで多くの手間と時間がかかり、教員に大きな負担となっていた。特に生徒数が多い学校では採点作業が長期化し、迅速なフィードバックが難しいという課題がある。

これらの課題を解決するため、同校は同ツールを利用した定期考査を実施。紙形式での試験運営で課題となっていた作業を効率化するだけでなく、シンプルかつスムーズな試験運営を実現できたという。さらに、カンニング防止機能によって公平性を保った試験の実施が可能となった。

■CBT形式での定期考査を実施した小平高校のコメント

従来はマークシートを多用していましたが、採点の効率化や問題の流用が可能な点に魅力を感じ、CBT形式を導入しました。

CBT形式での試験実施へ向けて、授業内で小テストによる事前練習を行い、生徒たちの準備を進めました。一部、生徒の中には画面ロックや操作に不安を感じる声もありましたが、「情報科らしい」と前向きな反応が多かったです。教員に対しても事前に監督方法やトラブルがあった際の対応についても周知し、通常の考査監督と同じように対応できることを説明したため、スムーズに受け入れができました。

今後は、出題方法の工夫や図表が表示されなかった場合の対応、覗き見防止対策などに取り組みながら、さらに円滑な運用を目指していきたいと思います。

 

■削減できた時間は約6時間

今回、CBT形式での定期考査により削減できた時間は、作問にかかる時間を除いて合計約6時間。その内訳は、「紙で印刷する」約1時間、「折り機で用紙を折り、揃える」約1.5時間、「マークシートを読み込む」約1時間、「記述の採点」約1.5時間、「返却用の印刷」約1時間となっている。一方で、キーボードからの入力ができない生徒がいたため、一部、紙での回答が必要になったことで確認に約1時間半を要したという。

 

コエテコStudy byGMO

GMOメディア株式会社

東京都立小平高等学校

 

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最新号見本2025年03月19日更新
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