スキャネットは、デジタル採点ソフト「デジらく採点2普通紙対応版」の新バージョン(Ver.2.25.4.0)を、3月24日より提供開始する。新バーションでは操作性を重視した機能改善が行われている。
新バーションでは、登録されている名簿とスキャンされた答案画像との紐づけを変更しても、条件を満たした採点結果を引き継ぐことが可能となった。これにより、教員が独自に作成したテンプレート不要の答案用紙を使用する際の順番入れ替えがスムーズになり、成績処理の時短に有効な機能を実現した。
さらに、テストのフォルダ移動が可能となる機能や、読み取った答案用紙の一覧表示の順番を変えられる機能など、ユーザーにとって使いやすく便利な機能が追加されている。
「デジらく採点2」は、PC上でテスト解答を採点するソフトウェアで、一文字の手書き文字を自動で認識し採点する機能がある。また、採点した結果は、データとして保存されるため、採点結果の分析も容易に行うことができる。さらに、2019年からは、従来の解答用紙の作成方法に近い形のまま、学校全体でデジタル採点の導入を促進するため、普通紙(コピー用紙)に印刷した解答用紙を使用して採点が可能な、ソフトウェア「デジらく採点2普通紙対応版」を提供している。また「デジらく採点2クラウド」は、「デジらく採点2普通紙対応版」と同様の機能を、Webブラウザ(Google ChromeやMicrosoft Edge)上で採点することができるデジタル採点システム。従来の「デジらく採点2普通紙対応版」とは異なり、PCへのインストールが不要。