日立社会情報サービスは3月12日、一財・マルチメディア振興センターが推進するインターネットの安心・安全な利用に関する啓発活動「e-ネットキャラバン」に参画し、その活動の一環として、2024年度、東京都近郊の小学校・高校6校で「e-ネット安心講座」を開催したと発表。
判断力などの不十分な子供をインターネットのトラブルから守るため、小学生~高校生、およびその保護者・教職員などを対象に実施している啓発・ガイダンス。マルチメディア振興センターが事務局となって、総務省・文部科学省と連携の上推進し、企業や団体、および所属する個人などの支援・協力を得て、全国規模で講師を派遣する出前講座「e-ネット安心講座」を開催している。同社は2013年より本活動に参加し、毎年社員数人を講師として派遣。今年度は東京都近郊の小中高校6校で実施した。
本講座では、子供に迫るインターネット上の危険の実態、およびトラブルを未然に防ぐ方法について、クイズや事例、再現動画なども交えながら詳しく解説する。また、親子などの対話を通して、インターネット利用時における家庭内ルールの作成を推奨している。
講座は、「小学3・4年生」「小学5年生~中学1年生」「中学2年生~高校3年生」「保護者・教職員」の4種類、受講方法は、講師派遣による対面開催とオンライン開催、ビデオオンデマンドの3種類。