豊川高等学校(愛知県)で2月、高校教員向けの「生成AI活用講座」が開催された。講座を担当したのは、子供向けSTEAMプログラミング教育を行うプロキッズ。授業や校務での具体的な活用方法をテーマに、教育現場ですぐに活用できる内容をハンズオン形式で実施した。
講座の様子
「生成AIの基本的な理解」から「実際に活用するための具体的なプロンプト作成テクニック」までを包括的な内容を提供する、教育現場での生成AI活用に特化した実践型プログラム。ハンズオンでは、同社の独自教材『生成AIで変わる校務 教員向けプロンプト実践ガイド』を活用。
講座では、「個人情報の保護」「著作権の遵守」「生徒の不適切利用防止」など、生成AI導入に伴う重要な課題について詳しく解説。さらに、教育現場で具体的に起こりうるシナリオに基づいた対策を解説し、安心して生成AIを活用できる環境作りをサポートした。
短時間で実践的な生成AI活用スキルを習得できる内容で、受講後のアンケートでは、参加者全員が「理解が深まった」、32%の参加者が「かなり使い方がわかってきた」または「今すぐ活用できる自信がある」と回答。「生成AIに対するハードルが低くなりました」「校務の効率化を目指してさらに深めていきたい」などの感想が寄せられた。