ヒューマンアカデミーの児童教育事業ヒューマンアカデミージュニアは2月27日、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校および新規採択に挑戦する全国の高校に向けて、ロボット教材を活用したSTEAMパッケージプランを開発、提供を開始すると発表した。
STEAM教育において、多くの学校で課題となっている、専門的な知識や経験を持つ教員の不足を解消するために、経験豊富な認定講師が教員研修や授業サポートし、DXハイスクールにおけるSTEAM教育導入を支援する。
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■ロボット教材を活用し高校生に探究学習の機会を提供
STEAMパッケージプランは、同社が展開するロボットプログラミング教室の上級者向け講座である「ロボティクスプロフェッサーコース」の教材を活用した実践的な学習プログラム。
ロボット製作を通して、生徒が自ら考え、学び、創造する力を育むことを目指す。実際のロボットキットを使って、自分たちの暮らしや地域をより便利にできる発明を作って表現。探究学習プロセスを組み込むことで、生徒たちが身近な課題を発見し、プログラム・ロボット・数理情報を用いて情報社会の問題を解決する能力を育成する。
■授業について(前期・後期)
【前期:基礎開発と探究学習の導入|30時間】
- 既存12種類のモデルロボット1体以上を製作する基礎開発と探究学習の導入
- 単元1: イノベーションと探究学習の基礎(3時間)
- 単元2: 探究学習プロジェクトの導入①(4時間)
- 単元3: ロボットキット・プログラミングの基礎(5時間)
- 単元4: モデルロボット作成(8~16時間)
- 発表・評価|つくったモデルロボットを発表する(2時間)
- 単元5: 基礎プロジェクトの総括と評価(2時間)
【後期:オリジナルロボットの設計・製作を通じて応用開発とプロトタイプ作成|30時間】
- 単元6: 探究学習プロジェクトの導入②(3時間)
- 単元7: オリジナルロボット設計の基礎(3時間)
- 単元8: オリジナルロボットの設計(6時間)
- 単元9: オリジナルロボットの組み立てとプログラミング(12時間)
- 単元10: プロジェクトのテストと改良(4時間)
- 発表・評価|つくったオリジナルロボットを発表する(2時間 )
- 単元11: 最終プレゼンテーションと評価(2時間)
<学習指導要領上のポイント>
本パッケージプランは、情報科「情報Ⅰ」の下記項目を満たすように構成されている。
- 情報社会の問題解決
- コミュニケーションと情報デザイン
- コンピュータとプログラミング
- 情報通信ネットワークとデータの活用
<特徴>
- 1単位時間50分、約60単位時間で実施可能
- 総合的な探究の時間や学校設定科目としての実施も可能
- 探究学習プロセスを組み込むことで、生徒が主体的に学ぶ力を育成
- ロボット製作を通して、プログラミング、数理情報、ハードウェアを総合的に学習
- 身近な課題解決を通して、情報社会で活躍できる人材育成
【STEAMパッケージプランに関する詳細・問い合わせ先】
ヒューマンアカデミー株式会社 児童教育事業部
TEL:0120-948-514(平日 9:00〜18:00)
e-mail:kidsinfo@athuman.com
ヒューマンアカデミージュニア「ロボティクスプロフェッサーコース」
ヒューマンアカデミー株式会社