DCON実行委員会は2月21日、高専生が日頃培った〈ものづくりの技術〉と、AI(人工知能)分野で特に成果を出す技術〈ディープラーニング〉を活用した事業プランを提案、企業評価額を競うコンテスト「第6回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025(DCON2025)」本選に出場する10チームを発表した。
5月9日~10日に東京・渋谷のヒカリエホールで行われる本選では、高専生ならではのものづくりの技術とディープラーニングを活用した作品と事業プランをプレゼンし、企業評価額を競う。
本大会は昨年度の1.3倍となる95チーム42高専がエントリーし、本選には2度の予備審査を勝ち抜いた10チームの出場が決定した。初出場は4チーム、その内1チームはDCON初となる連合チームとなっている。歯周病予防システム、海難事故防止システム、循環型の飼料生産システム、バーチャルアーティストの3DCGライブの課題に取り組むアイデアなど社会課題の解決からエンタテインメントまで多様な提案があるという。
本戦に出場する10チームは、上場を経験した現役起業家経営者をはじめとするメンターの指導を受けて、ビジネスプランと作品を磨き込み、本選でのプレゼンテーションに臨む。