福岡工業大学と東福岡高校はこのほど、数理・AI・データサイエンス教育など、確かな教養と専門知識、スキルを有する人材育成を目的とした高大連携協定を締結した。
本協定に基づき、東福岡高校の「総合的な探究の時間」などにおいて福岡工業大学の教員が専門的な見地からの授業への分析や助言を行うほか、次世代のデジタル人材の育成を目指す両校の関係を発展させるという。
福岡工業大学は、次世代の社会における実践性の高い数理・データサイエンス・AI教育プログラムとして文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」に認定された授業を全学的に展開するなど、デジタル人材の育成を担う九州の中核大学としての教育体制を構築・確立している。
東福岡高校は、2024年度にDXハイスクールに指定され、2025年度入学生からの共学化に加え、新たな学園ビジョン「NEXT HIGASHI 2030」を定めて、目的別に5つのコースを改編・新設することが決まっている。特に「文理共創コース」ではデジタル人材としてのリーダーやイノベーターの輩出を目指して、数理・AI・データサイエンス教育を軸とした教育プログラムが展開される予定だ。