成蹊中学校(東京都武蔵野市)は2月13日に、探究学習の成果発表会を開催する。
2年生が、武蔵野市の抱える課題を探り解決策を考える探究学習を1年かけて行った成果を発表する。今年度、初めて授業に生成AIを取り入れ、生徒自らがより深く考えアウトプットができるようにした取り組みとなっている。発表会では、武蔵野市副市長に、実生活に活かせるような具体的な解決策を提案する。
中学生がAIを使い解決策を可視化
『多文化共生』『防災・防犯』『まちづくり』『産業・観光・農業』『福祉』『環境・自然』『芸術・文化』の7つのテーマに分け、生徒自身が興味のある分野に参加し、市役所職員、駅員、福祉施設職員など様々な方にインタビューをして、課題を発見し解決策を考えた。発表会では、7つのテーマ×8グループの56グループの中から、投票により選ばれた10グループが、副市長や教員、生徒たちにプレゼンテーションを行う。
今回、商品開発支援を行うプラグが提供する生成AI「CrepoパッケージデザインAI」を使用し、解決策をビジュアル化することで、より具体的で実現性のある解決策を提案する。
生成AIを使い描いた武蔵野市の課題と解決後の街の様子