鹿児島県中種子町学習情報センターとFCEは2月4日、「教員の生成AI活用スキルの向上と教育効果の検証」を目的とした実証事業を開始したと発表。本事業では、同社が開発・提供する学校向け生成AI活用プラットフォーム「FCEプロンプトゲートアカデミック」を活用し、教育現場における業務効率化や教育効果の検証を行う。
FCEプロンプトゲートアカデミックは、学校現場の業務効率化やAI人財の育成を目指す、プロンプトエンジニア育成プラットフォーム。生成AIに指示をするためのフレームワーク「AIプロンプト8+1の公式」を動画教材で学べる。校務に活用できるプロンプト(生成AIへの指示文)のテンプレートを実装しており、そのままChatGPTをはじめとする生成AIに使用することが可能。また、それぞれの教員が生成したプロンプトを組織全体で共有できる機能も備える。
実証事業では、本プラットフォームを活用して以下の項目について検証を行う。実証期間は3月まで。
本事業の成果は、他自治体・教育機関への展開を予定しており、日本全国の教育現場でのAI活用促進と教育の質の向上に貢献することを目指すという。