栃木県宇都宮市はこのほど、障害者支援アプリ「わく・わくアプリU」の運用を開始した。2月4日、提供元のミラボが発表した。
市は、2022年5月25日に公布・施行された「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」の趣旨を踏まえ、障害のある方が必要な情報やサービスをいつでも取得・利用できる環境を整えるため、同社が開発する「障害者支援アプリ」をベースに、市のオリジナルアプリとしてリリースした。
「わく・わくアプリU」では、これまでは市の広報紙・ホームページへの掲載や郵送していた市からのお知らせを、アプリ内で配信することで、スピーディーな情報提供が可能となる。また、配信対象者を条件で絞り込むことで、一人ひとりに合わせた情報を届けることも可能に。ほかに、「障がい者サービスのしおり」デジタル化・絞り込み検索や障害福祉サービス等 「事業所一覧」、バリアフリーマップ「おでかけガイドマップ」などの機能を備える。
ミラボの「障害者支援アプリ」は、自治体からのお知らせ配信・オンライン予約・デジタル障害者手帳「ミライロID」連携など、障害者支援に関わる様々な機能を備えた自治体向けサービス。