埼玉県幸手市とNTTPCコミュニケーションズおよびみずほリサーチ&テクノロジーズはこのほど、教員の働きがい向上に資する新たな仕組み構築を企図して、バイタルデータを活用した実証実験を開始した。
本実証では、幸手市内の学校教員100~150人程度を対象に、貸与したウェアラブルデバイス(リストバンド型・リング型)からバイタルデータを収集し、働きがいとの関連性を分析する。分析した結果を参考に、教員の働きがいを高めるための実効性ある具体的な施策を検討・提言する(例:各学校の管理職によるマネジメント機能のさらなる向上、教育委員会等行政の適切なサポートのあり方)。
「教員の働き方DX」実証実験イメージ
本実証にあたり、NTTPCコミュニケーションズは実証用デバイスの提供および実証用システムの導入・運用、データ提供を行い、みずほリサーチ&テクノロジーズがプロジェクト企画・管理を担当。昨年12月より実証をスタートしており、3月末までの実施を予定している。