横浜市立保土ヶ谷中学校で1月24日、プログラミングなどを学ぶ特別授業が開催された。授業を担当したのは、総合ITサービスのProVision。当日は、同校2年生を対象に、キャリア教育の一環としてIT業界の魅力を伝え、プログラミングや品質保証(QA)といった実際の業務の体験を行った。
今回の授業では、生徒が楽しくITの世界を体験できるよう、実際の業務内容を取り入れた「プログラミング」「バグ探し」の2つの体験プログラムを実施した。
プログラミング体験では、ビジュアルプログラミングツール「Scratch」を使用したゲーム制作に挑戦した。授業では、まず見本のコードをもとにプログラミングを行い、その後、決められた要件を満たすコードを自分で考えてプログラミングするといったチャレンジ問題にも取り組んだ。
次にソフトウェアやアプリ開発の中で欠かせないソフトウェアテストを体験した。授業では、テスト項目書に従って、実際に用意されたWEBサイトの中からバグ(不具合)を見つけ出すというシミュレーションに挑戦した。QAの重要性を学ぶ中で、「バグをどうやって直すのか?」「実際にあるゲームはあまりバグがなくて凄い!」といった積極的な質問や発言も見られたという。