ベネッセコーポレーションは、発達特性からの学びにくさを感じている小学生向けの家庭学習支援サービス「まるぐランド for HOME」の学習コンテンツを強化する。4月より、これまで提供していた「読み書き」のレッスンに加えて、新たに小学校6学年分の「算数」が使い放題で取り組めるようになる。受講料は月額1万9,800円(オンライン個別指導月2回の場合)で、4月以降も変更はない。
「まるぐランド for HOME」は、同社が昨年8月に提供開始したサービスで、学びの基礎となる「読み書き」について、認知特性や読み書きの基礎スキルを測定したうえで、一人ひとりの発達特性に合わせてタブレット学習とオンライン個別指導でサポートしている。今回、本サービスへの関心層においてニーズが高い算数を新たに追加した。
算数は、発達特性がある子が苦手になりやすい計算、概数、時計、文章題などを中心に構成したデジタル教材となっている。
タブレット学習では、最初に受けるチェックテストの結果をもとに、「語彙が少なく正確に読めない」「文章をイメージできず立式できない」「ワーキングメモリーが弱く計算が苦手」などの個々の特性に合わせ、問題に取り組むための基礎スキルをスモールステップで分解して、頭に入りやすいようカスタムして提供。小学校6学年分の問題を使い放題で取り組める。
オンライン個別指導でも、暗算やひっ算のような基礎計算能力を毎回の授業で確認しながら、チェックテストやカウンセリングでわかった苦手な算数スキルを伸ばしていくスモールステップの指導を行う。