文部科学省は2月21日まで、「特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業」の公募を実施している。
特定分野に特異な才能のある児童生徒は、その才能や認知・発達の特性等がゆえに、学習上・学校生活上の困難を抱えることがあると指摘されている。しかし、これまで我が国の学校において、特異な才能のある児童生徒を念頭においた支援の取組はほとんど行われてこなかった。本事業は、こうした児童生徒への支援方策を開発し推進するもの。
今回募集するのは、以下3項目。
①学校と連携した学習・支援プログラムの提供及び評価の在り方に関する実証研究
②学校と連携した地域単位の相談支援体制の構築等に関する実証研究
③全国単位の相談支援体制の構築等に関する実証研究
各項目の対象は以下の通り。
①都道府県または市町村(特別区含む)、法人格を有する団体
②都道府県または政令指定都市の教育委員会
③法人格を有する団体
今回、①②について各2件、③について1件の採択を予定している。1者の1項目当たりの企画提案件数の上限は1件。なお、1者による複数の項目への企画提案は可能だ。公募締め切りは、2月21日17時。詳細および公募要領等のダウンロードは下記サイトから。
令和7年度 特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業 公募について