日本政策金融公庫は1月12日、第12回「創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」の最終審査会を東京大学において開催した。当日は、過去最多の参加校数536校・プラン数5,151件の中から選ばれたファイナリスト10組がプレゼンテーションを行い、宮城県農業高等学校の「チーム温故知新」が最優秀賞となるグランプリを獲得した。
プランタイトルは「Re:温故知新」。稲作農家の肥料費高騰問題を解決するため、新しい栽培方法と新肥料を開発し、全国の農家に販売するプランだ。失敗から気付きを得て、従来の常識とは異なる栽培方法を発見し、実証実験による検証からビジネス化まで行った生徒たちの行動力等が高く評価されての受賞となった。
グランプリを受賞した「チーム温故知新」は、「3年間様々な研究をしてきて、この結果につながったと思います。この会場で高校生の皆さんに会えたことが一番嬉しいです」とコメントした。
第12回「創造力、無限大∞高校生ビジネスプラン・グランプリ」