• StuDX Style
    教育委員会対象セミナー
    KKS 学校教材 学校教材をお求めの方
    JBKジュニア防災検定
  • ブックレビュー
    都道府県別教育旅行リンク集
    おうちミュージアム
最新ニュース

子供たちの読書を50年にわたって支えてきたことを記念して~伊藤忠記念財団50周年企画展示「未来につなぐ子どもの読書」2/5~3/2開催

2025年1月17日

東京・港区のITOCHU SDGs STUDIOは伊藤忠記念財団50周年企画展示「未来につなぐ子どもの読書」(主催:公益財団法人伊藤忠記念財団)を2月5日(水)から3月2日(日)の期間で開催する。展示会場には好きな児童書を手に取って読むことで「子ども文庫」を疑似体験できるコーナーや、マルチメディアDAISY図書「わいわい文庫」の操作を実際に体験できるコーナーなどを用意。さらに、展示期間中は子供たちが読書の楽しさを体験できるさまざまなワークショップも実施する。※詳細https://www.itc-zaidan.or.jp/50th.html

■子供たちの読書環境の充実を目指す

伊藤忠記念財団は1974930日に「次世代を担う青少年の健全育成に寄与すること」を目的として伊藤忠商事によって設立。以来、設立の翌1975年度に開始され、現在まで続く「子ども文庫助成」や、19775月から20113月まで続いた東京小中学生センターの運営を通して、多くの子供たちの生活やその読書環境の充実を目指してきた。

 

■すべての子どもたちに読書の喜びを

2010年度からは電子図書普及事業部を新設し、紙の本での読書が困難な子供たちへの読書支援を目的に、児童書を電子化(マルチメディアDAISY規格)し、全国の特別支援学校などへ寄贈する事業を続けてきた。「すべての子どもたちに読書の喜びを」が現在の伊藤忠記念財団のテーマとなる。

 

■展示を通して50年の歩みと

財団設立50周年を迎えるにあたり、これまでの取組をより多くの人に知ってもらうため、50年の歩みと未来をつなぐ現在の事業を紹介する展示イベントを企画。展示を通して、今を生きる子供たち、そして家庭や仕事、ボランティア活動の中で子供と関わる多くの大人たちに「本が身近にある生活の豊かさと楽しさ」を広めていく。


<未来につなぐ子どもの読書」概要>

主催:公益財団法人伊藤忠記念財団

開催期間:20252 5()32()

会場:ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY

※東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1

営業時間:11:0018:00

休館日:月曜日(月曜日が休日の場合、翌営業日が休館)

アクセス:東京メトロ 銀座線「外苑前」駅 出口4aより徒歩2

東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営地下鉄 大江戸線「青山一丁目」駅

出口1(北青山方面)より徒歩5

料金:入場無料

後援:文部科学省、(公社)全国学校図書館協議会、(公社)読書推進運動協議会、

(公財)文字・活字文化推進機構


<展示内容詳細>

伊藤忠記念財団の歩みや現在の事業内容について知ることのできる3つのコーナーを設置。子ども文庫コーナーやわいわい文庫コーナーでは、紙の本やマルチメディアDAISY図書(PCiPad使用)を通して、実際に児童書を読むことができる。また、出口付近にはフォトスポットを用意した。


①伊藤忠記念財団 50年の歩み

伊藤忠記念財団の50年の歩みを写真付きの年表で紹介するコーナー。現在も行っている「子ども文庫助成事業」や「電子図書普及事業」の歴史に加え、過去に実施していた東京小中学生センターの運営や野外教育事業、留学生助成なども紹介し、これまでの活動を振り返る。

年表に掲載予定の写真の一部(1975年度と2023年度の贈呈式の様子)


②子ども文庫コーナー

同財団が設立翌年から支援を続けてきた「子ども文庫」の内観をイメージしたコーナー。おすすめ図書リストに掲載している550冊の児童書・絵本から数百冊を選んで展示。会場内で自由に読める空間も用意している。

子ども文庫のイメージ(写真は財団がかつて運営していた東京小中学生センターの「本の部屋」)


※子ども文庫とは

地域住民によって運営される子供のための小さな図書室・図書館。戦後、まだ日本に公立図書館が少なかった時代、個人の家庭や地域の公民館などを拠点に数多く作られた。同財団は19754月から「子ども文庫助成事業」を通じて、全国の子ども文庫への活動費や図書現物の助成を続けている。


③わいわい文庫コーナー

障害のある子供の読書支援のため、同財団内で製作しているマルチメディアDAISY図書「わいわい文庫」を体験できるコーナー。会場内に設置されたPCやタブレットからマルチメディアDAISY(電子)化した児童書を読むことができる。体験コーナーのテーブル上には、わいわい文庫の操作案内や使用上の注意事項も展示されている。なお、財団職員が事業説明を行う機会を提供予定(日時についてはHP等で告知予定)


※わいわい文庫とは

同財団が製作した「マルチメディアDAISY図書」(音声と一緒に文字や画像が表示されるデジタル図書)の愛称。著作権法第37条第3項のもと、文化庁長官から指定団体に認可されており、障害のある人に情報提供をする場合に限り、著作権者の許諾を得ずに公表された著作物の複製や公衆送信が認められている。白いCD盤面には著作権法第37条第3項のもと、マルチメディアDAISY化した児童書(=障害がある人のみ閲覧可能な作品)を収め、青いCD盤面には普及とお試しのために著作権者の了解を得た上で障害の有無に関わらず閲覧可能な作品を収めている。

同財団が製作している「わいわい文庫」のCD盤面。展示会場では障害の有無に関係なく誰でも閲覧できる青い盤面の作品を視聴可能。


④フォトスポット

展示会場を訪れた記念に同財団のキャラクター「わいわいベア」と一緒に写真を撮れるコーナー。


※わいわいベアとは

子供たちと一緒に本を読むのが大好きなくま。いつでも本を読めるようにお気に入りの本を小わきに抱えている。

 


<ワークショップ概要>


①しゅわよみ!~手話による絵本の読み語り~

特定非営利活動法人しゅわえもんのスタッフを講師に招き、手話による絵本の読み語りと手話を体験する。

開催日時:29() ①11:3012:30 ②14:0015:00

対象:5歳~小学校6年生程度 各回10家族(事前申し込み・先着順)

会場:ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY(予定)

予約URL:https://www.itc-zaidan.or.jp/50th.html#event02_relation01

 


②自分だけの「みーせーて絵本」をつくってみよう!

絵本作家スギヤマカナヨ氏を講師に招き、著書『みーせーて』の読み聞かせとハンドスタンプによる絵本作成を行う。画材はキットパス(米ぬかから取れるワックスが原料の絵具/日本理化学工業)を使用する。

開催日時:223() ①10:3012:00 ②14:0015:30

対象:3歳~小学校6年生程度 各回1020名(事前申し込み・先着順)

会場:ITOCHU SDGs STUDIO RADIO STATION(予定)

予約URL:KIDS PARK公式サイト ※123日から予約開始

 


③さわって楽しむ宇宙~インクルーシブ天文のススメ

京都大学名誉教授の嶺重慎(みねしげしん)先生が宇宙の天体や生命について触図(しょくず)や模型を使いながら小学生向けに語る。マルチメディアDAISY図書での読書も体験できる。

開催日時:224(月・祝日) ①10:3012:00 ②14:0015:30

対象:小学校3年生~小学校6年生程度 ※各回1020(事前申し込み・先着順)

会場:ITOCHU SDGs STUDIO RADIO STATION(予定)

予約URL:KIDS PARK公式サイト ※123日から予約開始

 


④東京子ども図書館 おはなしのじかん

同財団と同年に50周年を迎えた(公財)東京子ども図書館の職員を招き、昔話や物語のストーリーテリング(覚えた話を本を読まずに語ること。素話ともいう)が行われる。

開催日時・対象:32日(日)

➀11:30~12:003歳~小学校1年生向け)

14:0014:30(小学校2年生~6年生向け)

➂15:00~15:30(小学校2年生~6年生向け)

会場:ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY(予定)

備考:各回10家族 事前申し込み・先着順

予約URL:https://www.itc-zaidan.or.jp/50th.html#event02_relation04

23日から予約開始

 

伊藤忠記念財団50周年企画展示

伊藤忠記念財団

ITOCHU SDGs STUDIO

  • フィンランド教科書
  • StuDX Style
    教育委員会対象セミナー
    KKS 学校教材 学校教材をお求めの方
    JBKジュニア防災検定
  • ブックレビュー
    都道府県別教育旅行リンク集
    おうちミュージアム
最新号見本2024年12月26日更新
最新号見本
新聞購入は1部からネット決済ができます

PAGE TOP