NTT東日本埼玉支店は1月11日、埼玉県の戸田漕艇場(戸田ボートコース)において、「トップアスリートをめざす次世代アスリートのためのローイングクリニック」を開催した。昨年に続き2回目の開催。
ローイングクリニックは、公財・埼玉県スポーツ協会と埼玉県ボート協会が同社や地域団体と連携し、選手や指導者との交流を通じ、スポーツ科学に関する知見やトレーニング方法の共有を図り、ローイング競技の活性化・次世代アスリートの育成をめざすもので、五輪・世界選手権に日本代表選手を多く輩出している同社漕艇部も所属選手の技術を生かし、各地域で開催するローイング教室で指導を行っている。
当日は、県内7校の漕艇部所属の高校生54人と、県が認定したプラチナジュニアのローイング競技認定者の中学生4人が参加。同社漕艇部員や戸田漕艇場を活動拠点とするクラブの一流選手による指導が行われた。
また、乗艇指導や陸上トレーニングとあわせ、スポーツテック活用による技術指導のトライアルも実施した。
データ分析、トレーニング指導を行う人材の育成・交流を目的に、漕艇競技では活用が珍しい高精度 RTK測位技術アプリによる選手の漕艇(ローイング)動作解析や、その解析結果をもとに同社漕艇部選手と参加生徒のトークセッションを実施。分析結果は参加生徒にレポートで後日提供されるという。