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中学生・高校生のなりたい職業、「国家公務員・地方公務員」が人気〜LINEリサーチ

2025年1月10日

LINEヤフーが運営する「LINEリサーチ」は、全国の中高生を対象に「将来いちばんなりたい職業」とその職業に就きたい理由、また、「将来、働く会社を選ぶ時に重視しそうなこと」について調査。1月7日、その結果を公表した。調査は、LINEユーザーの中高生男女を対象に2024年11月に実施。有効回収数は1039。

 

■男子中学生は「スポーツ選手」、女子中学生は「イラストレーター」「教師・教員・大学教授」が上位。高校生では「国家公務員・地方公務員」が男女ともに1位

中高生に、将来いちばんなりたい職業を聞いた。

 

 

 

 

まず中学生の傾向をみると、男子では前年調査で2位だった「スポーツ選手」が今回は1位となった。次いで「国家公務員・地方公務員」「YouTuber、Vtuberなどの動画投稿者」「システムエンジニア・プログラマー」がランクインしている。女子では「イラストレーター」「教師・教員・大学教授」「看護師」が前年同様上位にランクインしました。また、前年調査ではランキング外だった「美容師・理容師」が、今回は4位に入っている。

次に高校生の傾向をみると、男子は「国家公務員・地方公務員」「教師・教員・大学教授」「システムエンジニア・プログラマー」がTOP3。続く4位は、3位とほぼ同率で「機械エンジニア・整備士」となった。女子のTOP3は、「国家公務員・地方公務員」「看護師」「教師・教員・大学教授」。高校生の1位は、男女ともに前年から引き続き「国家公務員・地方公務員」となった。また、「教師・教員・大学教授」は男女ともに前年よりも上位になっている。

「決まっていない・わからない」と回答した割合は高校生よりも中学生のほうが高く、特に男子中学生では2割台後半と高め。また、中学生の男女で1位だった「スポーツ選手」と「イラストレーター」は、高校生ではランキング外となっている。高校生は、中学生と比べて「国家公務員・地方公務員」の割合が高く、「弁護士・裁判官・検察官」や「医師」といった国家資格が必要となる職業が上位にランクインしている。

▶︎(参考)前年調査

 

■将来いちばんなりたい職業に就きたい理由は?

中学生のなりたい職業TOP3に就きたい理由としては、スポーツ選手や先輩が活躍する姿をみて憧れたり、好きなことをして稼ぎたいという気持ちであったり、安定した収入を得たいという現実的な目標があったりなど、さまざまな理由が並んでいる。また、教師や看護師になりたい理由では、家族など身近な人の影響や、自分が支えられた経験から誰かを支えたいという気持ちなどもあるようだ。

 

 

 

 

高校生のなりたい職業TOP3に就きたい理由では、中学生と同様に家族や恩師からの影響のほか国や地域のために仕事をしたい、自分の得意分野を活かしたいといった声や、安定を求めるような声もみられた。

 

 

 

■「働きたい会社」を選ぶポイントは「休みがしっかりとれる」「給料/ボーナスなどの待遇がいい」

将来、働く会社を選ぶときに、特に重視しそうなことを最大5つまで聞いた。

 

 

 

 

全体のTOP2は「休みがしっかりとれる」「給料/ボーナスなどの待遇がいい」で、4割台後半から5割の高い割合。また、順位に違いはあるものの、中高生の男女すべてにおいて「休みがしっかりとれる」「給料/ボーナスなどの待遇がいい」「人間関係/職場の雰囲気がいい」がTOP3に入った。

中学生の傾向をみると、男子のTOP2は「給料/ボーナスなどの待遇がいい」「休みがしっかりとれる」で、7位には「大企業」がランクインしている。一方、女子のTOP2は「休みがしっかりとれる」「人間関係/職場の雰囲気がいい」となった。また、男子と比べて「仕事の内容が、自分のやりたいこと/得意なことである」「服装やヘアスタイル(髪型や髪色)が自由」が高い割合でランクインしている。

高校生の傾向をみると、男子のTOP2は「休みがしっかりとれる」「給料/ボーナスなどの待遇がいい」で、9位には「将来性がある/注目の業界の企業」が入った。女子のTOP2も同じく「休みがしっかりとれる」「給料/ボーナスなどの待遇がいい」だが、男子と比べて5割台と割合が高く、より重視していることがわかる。

中学生と高校生を比較すると、「福利厚生/社員へのサポート制度が充実」「仕事の内容が、自分の能力や適性に合っている」「将来性がある/注目の業界の企業」といった企業の具体的な環境や実際の仕事内容については、高校生のほうが高い割合となっている。

 

▶︎調査結果の詳細はこちら

 

LINEリサーチ

LINEヤフー株式会社

 

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