スタディポケットは、学校向け生成AI学習支援サービス「スタディポケット for TEACHER(教職員版)」において、文部科学省が12月26日に公表した『初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン(Ver2.0)』について、ユーザーからの質問に応答する新たなチャット機能を公開した。
今回、文部科学省が公表した改訂版ガイドラインは、生成AIの学校現場での利活用に関する事例を含めた、20ページ以上にわたる充実した内容だ。チャット機能は、その要点を素早く把握したり、疑問点をFAQ的に調べたりできる仕組みを実現するもので、ユーザー(教職員)が入力した質問やキーワードをもとに、ガイドライン該当箇所を自動的に参照し、要点をわかりやすく抽出・応答する。
ガイドラインの内容について簡単に質問が可能。ガイドラインに記載がない情報について一般推論で言及する場合には、極力ハルシネーションを減らす工夫が行われる
ガイドラインに基づいた形での「保護者からの想定Q&A集」の作成についてのチャット画面。想定回答例の文章生成の根拠として、ガイドラインの内容が引用され、その箇所が示される