Classiは2月8日、 兵庫県加東市の放課後学童保育に対し、昨年10月より保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」を提供していることを発表した。
同市では、tetoru導入により、従来の電話や連絡帳などで行われていたコミュニケーションがデジタル化され、放課後学童保育職員からの連絡配信や保護者からの欠席連絡をオンラインでスムーズに行うことができるようになっている。
加東市の放課後児童クラブでは、これまで子供たちの欠席連絡に紙の連絡帳が使用されていたが、その出欠状況を学校側でも把握するにあたり、担任教員らが手作業で集計していたため、業務の負担になっていた。
この問題に対処するために、市内の学校で既に導入されていたtetoruを学童保育にも適用。本システムを活用することで、欠席児童を一目で確認できるようになり、現場の教員や職員の負担が大幅に軽減された。
さらに、保護者にとっても手書きの連絡が不要になり、また、放課後児童クラブからの通知をアプリを通じて直接受け取ることができるようになったため、利便性が向上したという。
同市では、今後も引き続きこのシステムお積極的に活用していきたいとしている。
tetoruは「学校からの連絡配信機能」 「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービス。公立学校、自治体が導入する場合は無料で利用できるため、各校の予算が異なる場合でも自治体単位での一括導入がしやすい。また、保護者はひとつのIDで在籍校とオンラインスクールの情報を一元管理できるため、保護者の管理負担も軽減できる。2024年1月現在153自治体に導入され、登録者数は100万人を超えている。