(一社)国際児童栄養振興会の主催で、持続可能な学校給食の仕組み作りを支援するため、毎年開催される国際会議「global child nutrition forum」(世界子ども栄養フォーラム、以下GCNF)が12月9日(月)から11日(水)まで開催され、協賛した中西製作所がブース展示を行った。
GCNFは持続可能な学校給食の仕組み作りを支援するため毎年開催される国際会議。このフォーラムでは、学校給食に関わる各国の政府関係者や民間企業、国際機関、非政府組織、学術関係者などが集まり、意見交換や技術支援が行われる。中西製作所は会場にブースを設け、学校給食分野における取組や海外における活動について紹介した。
今回の会議では80か国から約350人が参加。開発途上国における給食の現状や、食育の重要性など、子供たちの栄養改善や教育環境の支援について話し合いが行われた。また、会議の合間には懇親会が開催され、各国の参加者が自由に意見交換を行える場が設けられた。参加者からは日本の給食分野が持つ先進的な取組に対して高い関心が寄せられ、好評のうちに終了した。
中西製作所は創業以来、「将来の担い手である子供たちに、栄養価の高い給食を食べさせてあげたい」という想いを胸に、学校給食事業を主軸としてその充実に取り組んできた。今回、フォーラムへの協賛を通じて、世界中の子供たちの食環境を支援し「だれもが公平に、良い教育を受けられる」未来社会の実現を目指す。また、同社はこれまでアフリカやベトナムに学校給食用の保温食器や食缶を寄贈することで、現地の学校給食環境の改善にも取り組んでいる。
中西製作所は「いただきますの未来をつくる」をコーポレートスローガンに掲げ、学校給食を主力事業としている。今回のフォーラムへの協賛を含め、今後も日本に留まらず、学校給食事業における顧客への付加価値の提供と繋がるよう努めていく。