跡見学園女子大学と朝日大学は12月12日、デジタル人材育成に係る協定を締結した。跡見学園女子大が2026年度開設を構想する「情報科学芸術学部(仮称)」の専任教員による朝日大への出前授業や、数理・データサイエンス・AI教育プログラムに関する授業科目を、単位互換科目として連携する取り組みなどを進め、朝日大のデジタル人材育成に寄与することを目的としている。
本協定に基づき、2026年4月から2030年3月までの4年間、跡見学園女子大の教員が朝日大学の学生に向けて情報リテラシーを高める教育を提供する。
協定締結に際して、朝日大学の大友克之学長は、「跡見学園女子大学における新しい学びの領域の学部設置ということで、デジタル人材の育成に関する連携に声をかけていただきました。これを機に150年という歴史ある貴学に学び、さまざまな面で交流を深めていきたいと思います」と期待を述べた。また、跡見学園女子大の小仲信孝学長は「朝日大学様のご協力により、協定締結の運びとなりました。本学にとって大きなプロジェクトである新学部の設置に向けて、全学を挙げて取り組んで参ります」と抱負を語った。