インヴェンティットはこのほど、MDMソリューション「mobiconnect」の最新バージョン(Ver.31.17)をリリースした。本バージョンでは、教育現場での管理業務を効率化し、端末の円滑な運用を実現するための新機能が追加されている。
APNs証明書更新機能を追加した。毎年発生するAPNs証明書の更新作業を、ユーザー側のみで完結できるようになる。これまで発生していた各種キーファイルの連絡のやり取り、証明書の登録やキャッシュクリア等の煩雑な作業がなくなり、業務負荷軽減が期待できる。
UIv3のmobiAppsオンデマンドアプリにおいて、すべてのグループ・オンデマンドリストをまたいだ横断的な検索が可能になった。また、アプリ名の部分一致による検索が可能。必要なアプリを素早く見つけることができる。
デバイス利用制限で、「デバイスの保護」機能を制御できるように対応した。端末初期化時に端末使用者のGoogleアカウント のパスワードが分からないことでAndroid端末の「デバイスの保護」機能を解除できなくなる問題が解消される。
Windows Agent 端末において、ネットワークと接続されていない状態が続いた場合に、端末をロックまたは初期化する機能を追加。端末の紛失・盗難時における情報漏洩リスクを低減する。ロック、初期化の動作は、紛失時対策の「リモートロック」および「遠隔初期化」と同じものになる。本機能の提供にあたり、遠隔設定フィーチャーセットに「Windows Agentロック・初期化設定」が新規追加される。