一社・Generative AI Japanは、日経BPが発行・運営する経済メディア「日経ビジネス」と共同で、生成AIの優れた活用事例を表彰する「生成AI大賞2024」を開催、12月19日、グランプリ他各賞を発表した。
本アワードは今年が初開催。9月上旬から10月上旬までの約1カ月間にわたり募集を受付け、139件の応募が寄せられた。生成AI分野の有識者で構成された審査委員会が厳正な審査を実施、グランプリには、名古屋鉄道株式会社の「名古屋鉄道グループにおける、3レイヤーでの生成AI活用プロジェクト」が輝いたほか、千代田区立九段中等教育学校の「教育活動を充実させるため学校用にカスタマイズした独自生成AIシステムの開発」が優秀賞を受賞した。
同校では、生成AIを活用したデジタル人材育成が求められる中、中学・高校の教育現場に適した生成AIシステム「otomotto」を開発した。このシステムは、生徒全員が年齢・利用回数制限なくLLMモデルを選択して利用できる環境を提供し、安全かつ効率的な学びを支援するもので、活用例には、生徒の個別最適な学びの支援等があり、教材等の準備効率化により教員の負担軽減も図られているという。
「生成AI大賞2024」のその他の受賞者および受賞事例の詳細はこちらで確認できる。