モリサワは12月18日、「教育機関向け MORISAWA PASSPORT」の後続製品として、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」において、教育機関・公共団体向けのプランを2025年早春から提供開始すると発表した。
新プランでは、共有の設備PCにフォントを導入する「設備ライセンス」に加え、学生や教職員PCのフォントを教育機関が管理できる「学生ライセンス」「教職員ライセンス」、学生や教職員、学内設備PCのフォントを学校単位で導入できる「包括ライセンス」といった新たなライセンスを拡充する。
設備ライセンスは、教育機関および公共団体が管理する共有の設備PCに、Morisawa Fontsに収録されている2,000書体以上の豊富なフォントライブラリーを導入できる。デバイス単位のライセンス形態で、商業利用も可能。
契約期間は、1年・3年・5年から選択でき、価格は教育機関プランが1ライセンスあたり27,720円/年〜、公共団体プランは1ライセンスあたり44,220円/年〜。
学生ライセンスと教職員ライセンスは、学生が制作で利用する個人PCや教職員が学生指導や研究で利用する個人PCのフォントライセンスを教育機関が一括管理できるライセンス形態で、学部や学科単位での導入も可能。Morisawa Fontsスタンダードプランと同じ、プロ仕様のフォントラインナップを利用できる。
提供価格は、学生ライセンスが49,500円/年〜(最低導入ライセンス数は50ライセンスから)、教職員ライセンスは1ライセンスあたり33,000円/年〜。
包括ライセンスは、学生ライセンスと教職員ライセンスを包括的に導入する場合向けの新しいライセンス。学生PC、教職員PC、学内設備PCすべてを一括で管理・契約できる。クリエイティブ人材育成のためのフォントを包括的に利用できるほか、特典としてデザインスキル向上を目的としたセミナーや教育プログラムも用意している。
提供価格は個別見積もりとなる。