メットライフ生命保険は12月17日、社員ボランティアが実施している子供向けの金融教育プログラムを刷新したと発表。ロールプレイングなどを通じて、子供たちがお金の大切さをより実践的に学べる内容となっており、11月より展開を開始している。
同社は2021年より、日本財団が全国に開設する「子ども第三の居場所」において、社員ボランティアによる金融教育ワークショップを実施している。「子ども第三の居場所」は、学習や生活上の困難など、さまざまな課題に直面する子どもたちの支援を目的とした施設で、同社は生命保険会社として培った知見をもとに、子供たちが「お金」に対する学びを深めるプログラムを提供している。
新プログラムは、社外の経験豊かなファイナンシャルプランナーの監修も取り入れて作成した。「講義」「お買い物ゲーム(ロールプレイング)」「考察」の3部構成となっており、子供たちにお金の概念を伝えるだけでなく、お金を活用する意識と行動変容を促すことが特徴。中でも、お買い物ゲームでは、子供たちが「お店屋さん」「お金をどんどん使う」「よく考えて使う」の全ての役割を経験し、それぞれの気持ちを理解できる設計になっている。