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すららネット、認知特性別学習教材シリーズをリリース 第1弾の小3漢字学習教材を提供開始

2024年12月16日

すららネットは12月10日、認知特性の視点から個別最適な学習を提供する「すらら 認知特性別学習教材シリーズ」を開発したと発表。そのシリーズ第1弾として、小学3年生の漢字学習ICT教材「すらら 漢字アドベンチャー」を提供開始した。同時に、認知特性に合わせた学習法を知るために、子供の認知特性をWEBで簡易的に診断する「Surala LIFT認知特性Web簡易診断」の提供も開始した。

受講料は、「すらら 漢字アドベンチャー」が月額1,078円、「Surala LIFT認知特性Web簡易テスト」が初月のみで3,278円となっている。

■認知特性別学習教材シリーズ第1弾は「小3の壁」に着目した

小学3年生の漢字は、「小3の壁」とも言われており、文字数が増えることに加え、複雑な形の漢字が増える、抽象的な意味の漢字が増える、似た形の字が増えるなどの理由から、漢字学習が苦手になる子供が少なくない。同教材では、まず「Surala LIFT 認知特性Web簡易診断」で認知特性を簡易的に診断し、診断に基づいて子供の認知タイプに合わせた学習法で学び、覚えることができるのが特長となっている。

 

左:「漢字アドベンチャー」に初めてログインすると診断の案内が出る。右:診断結果

 

 

■診断結果に基づき、3つの学習方法から最適な学習方法で学ぶ

教材には、認知特性に合わせたアニメーションレクチャー(講義)と練習問題のドリルが、3タイプそれぞれに用意されている。レクチャーは漢字を初めて学習することを前提にした内容で、学校でまだ習っていない漢字だけでなく、忘れてしまった漢字も無理なく一人で書けるように支援する。また、同教材は、“文字は相手に伝える手段”との考えから、正しい書き順やとめ、はね、はらいの習得には重点を置かず、漢字学習への苦手意識の軽減し、覚える、書ける楽しさの実感を重視している。

また、漢字学習に対する苦手意識を軽減するよう、間違った解答をした際の不正解音とバツ印を廃止し、代わりにクエスチョンマークを出して、間違いに気づくよう導く表示にしている。

3つの認知タイプ別学習法は以下のとおり。

① 声に出して覚える

物事を順序だてて理解していくことが得意な子に合う学習法。レクチャーでは、音声で読み上げられる漢字の書き方を意味で聴き、それを声に出して言いながら漢字を書くアクティビティを中心に構成。認知特性に合わせて「学校」「スポーツ」などの場面の展開に合わせた順番で漢字を学ぶ。

②間違い探しで覚える

初めに全体像を把握してから詳細を理解していくことが得意な子に合う学習法。レクチャーでは、漢字全体のカタチを見てから、漢字を構成する細かいパーツ(部首など)に注目して形を覚えていく。さらにイラストで漢字の成り立ちを説明し、漢字の形をイメージとともに理解する。

③パーツの組み合わせで覚える

まず構成要素に注目し、その要素を組み合わせて全体像を把握するのが得意な子に合う学習法。漢字をパーツに分解し、パズルのように組み合わせて正しい漢字を組み立てていくアクティビティを中心に学習。漢字を覚える順番は、共通する部首があるなど、似ている漢字をまとめて覚える順番になっている。

 

■『覚える』をサポート「おぼえた漢字機能」

認知タイプ別に学んだ漢字を定着させるために、長期記憶のメカニズムに着目。日をあけて3回ドリルをクリアすることでその漢字を覚えたとみなし、覚えた漢字としてマイページに表示する。

 

■アニメーション×ゲーミフィケーションで楽しみながら学習

レクチャーは、作りこまれた世界観の中でアニメーションキャラクターと双方向で学習が進み、学び始めのワクワク感を提供する。また、ドリルの正答率によってメダルを獲得したり、1レッスン(5文字)ごとにスタンプを集めてアイテムを獲得するなどのゲーミフィケーションを採用することで、モチベーションの喚起・維持につなげている。

 

すらら 漢字アドベンチャー

株式会社すららネット

 

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