長野県教育委員会は12月5日、子供が「好き」や「なぜ」を追求するために自ら学び方等を選択でき、自己実現できる学校「ウェルビーイング実践校TOCO-TON(トコトン)」に、県内12市町村の公立学校計70校を指定した。
TOCO-TONは、長野県総合5か年計画(しあわせ信州創造プラン3.0)の新時代創造プロジェクト 「個別最適な学びへの転換プロジェクト」の取組の一環として検討を進めてきた、 「一人ひとりに合った学び実践校(仮称)」の正式名称。
今回、応募があった38件のうち、10件(5市3町4村教育委員会)の 小学校46校、中学校23校、義務教育学校1校を指定先として決定した。
このうち、飯田市では、全市で小中一貫教育を導入し、地域の人材やもの・ことを生かした探究的な学びをつくる特設教科(教育課程特例校制度)などに取り組む。また、栄村では、小中学校の制服や運動着、化粧やピアス、染髪の縛りをなくし子供がルールを決める改革などに取り組む。
「ウェルビーイング実践校TOCO-TON(トコトン)」の指定先を決定しました