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3つの展覧会を同時開催「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」 PLAY!MUSEUMで1/22~4/6開催

2024年12月8日

絵とことばのミュージアムPLAY!MUSEUM(東京・立川)は「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」を2025年1月22日(水)から4月6日(日)まで開催。雑誌『anan』(平凡出版・現マガジンハウス)などのアートディレクションや絵本『ぐるんぱのようちえん』(福音館書店)の絵で知られる堀内誠一氏(1932~1987)について、「FASHION」「FANTASY」「FUTURE」という3つの展覧会を同時に開催する。

「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」メインビジュアル ©Seiichi Horiuchi

■3つの展覧会を同時開催して堀内氏の世界を表現

FASHION」「FANTASY」「FUTURE」という3つの個性的な堀内誠一展が同時に体験できる。展示空間のデザインは「FASHION」が有山達也、「FANTASY」が設計事務所ima、「FUTURE」が三宅瑠人・岡崎由佳の各組が担当し、堀内氏の世界を表現する。

 

■堀内氏が手掛けた仕事を通じて未来への指針を見つけ出す

FASHION」展では堀内氏が手がけた『anan49冊を紐解く、「FANTASY」展では大きな絵本の森の中を歩き原画や映像に触れる、「FUTURE」展では100人が選んだ「私の好きな堀内さん」から未来へのヒントを見い出す。堀内氏がデザイナーとして新時代を切り開いた雑誌作りを紐解き、絵本作家として描いた夢いっぱいの絵の世界を楽しみ、そして写真や著述にも広がる膨大な仕事から未来への指針を見つけ出す。

 

■幅広い世代が楽しめるスペースが充実

そのほか、大きなぐるんぱに会える『ぐるんぱのようちえん』の祝祭広場、さまざまな絵本やかわいらしいメニューを提供するブックカフェなど、大人から子供まで楽しむことができるスペースも充実している。

 


【「FASHION」展】

展示空間デザイン:有山達也(アートディレクター、グラフィックデザイナー)

FASHION」展では、アートディレクター、グラフィックデザイナーとしての膨大な仕事の中から、創刊から49号までを手がけたファッション雑誌『anan』にフォーカスをあてる。創刊1周記念号(26)の全ページを30mの長さにわたって展示するほか、49冊を「身にまとう」「脱ぐ」「リズムをとる」などの8つのキーワードに解剖して壁面に再構成する。

展示デザインは『anan』増刊として発行された『ku:nel』のデザインを2002年の創刊から2015年の75号まで手がけた有山達也氏が担当する。

『anan』表紙(11号、1970年)平凡出版 ©マガジンハウス

『anan』表紙(47号、1972年)平凡出版 ©マガジンハウス

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【「FANTASY」展】

展示空間デザイン:設計事務所ima小林恭+マナ(建築家・インテリアデザイナー)

FANTASY」展では堀内氏の絵本の世界を紹介。数ある作品から『くろうまブランキー』、『雪わたり』、『ぐるんぱのようちえん』(すべて福音館書店)、『オズの魔法使い』(世界文化社、のち偕成社)などファンタジーを感じる作品を展示。PLAY! MUSEUMの楕円の展示室に高さ3mもの大きな絵本が並び、立体のぐるんぱに出会える。

『ぐるんぱのようちえん』(1965年)福音館書店

『雪わたり』(1969年)福音館書店

 

 

 

 

 


【「FUTURE」展】

展示空間デザイン:三宅瑠人・岡崎由佳(デザイナー)

FUTURE」展は堀内氏の多彩な作品を紹介し、未来へのヒントを見い出し共有する場となる。堀内氏を敬愛する100人が好きな作品を推挙、堀内氏から受け取ったもの、未来へ伝えたい言葉とともに展示する。堀内氏は1987年に54歳の若さで逝去するが、多彩な作品は長い年月を経てもなお、いきいきと輝いている。デザインや絵、そして言葉は人々の心に残り、時に勇気づけ、新しい創造を生み出す源泉となっている。


〇参加予定者の100人顔ぶれ

秋川リサ(俳優)、鹿児島睦(陶芸家)、佐野史郎(俳優、映画監督)junaida(画家)

スズキコージ(絵本作家)、都築響一(編集者)、名久井直子(ブックデザイナー)

松浦弥太郎(エッセイスト)ほか。※202411月現在

《青い女性像》(1949年)

《キエフのかえで林》(1982年)

 

 

 

 

 

 

 

 


<作家プロフィール>

堀内誠一(1932-1987)

堀内誠一

1932年東京に生まれる。デザイナー、アートディレクター、絵本作家。『anan』や『BRUTUS』、『POPEYE』など雑誌のロゴマーク、『anan』においては創刊時のコンセプト作りやアートディレクションを手がけ、ヴィジュアル雑誌の黄金時代を築いた。1958年に初の絵本『くろうまブランキー』 の刊行を皮切りに『たろうのおでかけ』『ぐるんぱのようちえん』『こすずめのぼうけん』など70冊を超える絵本を世に送り出し、挿絵も数多く描いた。1973年から81年にかけて家族と共にパリ近郊に移住。ヨーロッパを中心に世界を巡り、旅行記やガイド本を出版。また著書に『父の時代 私の時代』(マガジンハウス)、編著書に『絵本の世界・110人のイラストレーター』(福音館書店)など著述家、絵本批評家としても活動、多彩な表現に意欲的に取り組んだ。1987年、54歳で亡くなるまで絵本やデザインの仕事に従事した。

 


<開催概要>

「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」

会期:2025122()46()

休館日:2025216()

会場:PLAY! MUSEUM(東京・立川)※東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟2F

開館時間:10:0017:00、土日祝は18:00まで(入場は閉館の30分前まで)

当日券で入場可能

土日祝および混雑が予想される日は事前決済の日付指定券(オンラインチケット)を販売

入場料(税込):一般1800円、大学生1200円、高校生1000円、小中学生600

立川割(税込):一般1200円、大学生700円、高校生600円、小中学生400

※立川市在住・在学の人は確認書類の提示で立川割が適用される

※未就学児無料

電話:042-518-9625

 

堀内誠一展 FASHIONFANTASYFUTURE

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