京都芸術大学附属高等学校(京都市左京区)は、2025年4月に日本全国どこからでもオンラインで学習できる単位制・通信制の「じぶんみらい科」を新設する(認可申請中)。2025年度出願期間は1月15日から。募集人数は340人。2025年度募集は1年次のみとなる。選抜方法は書類選考。課題として「文章表現」を課しオンライン出願時に提出する。
「じぶんみらい科」は、文部科学省が推進する、新時代に対応した高等学校改革による法改正で、2022年度より新たに設定が可能となった「その他普通教育を施す学科」として同校が新設する、オンラインで学べる単位制・通信制の学科。学費は国の制度「高等学校等就学支援金制度」を利用した場合、年間90,000円から。
自己決定型学習を重視し、自分にあったスタイルやペースで学べる。動画やライブ授業の視聴、レポート提出、集中スクーリングなど、多様な学習方法を提供。オンライン学習からスクーリングまでを教員が伴走することで、効果的な学習方法を見つけやすくし、主体的な学習を促す。登校は京都または東京のキャンパスへ年2回。オンライン学習と集中スクーリング、テストの3つの学びを組み合わせて“3年以上の在籍・74単位以上の修得”で全日制と同じ「高等学校卒業資格」を取得することができる。
普通科目で高校の基礎的な土台を整えつつ、同校独自の探究科目や創造科目を通じて、「身近な社会課題を発見し、他者と協働して解決方法を考える」実践的な力を養う教育プログラムが特徴となっている。