戸田市教育委員会(埼玉県)とコクヨは、戸田市立美女木小学校において、PBL(PBL:Project-Based Learning)に関する実証を10月下旬より開始した。創造性を育む「PBL教室」を同校に設置し、新しい学びを支援する。実証期間は3月末まで。
実証にあたり、同社と美女木小学校教職員でワークショップを開催し、PBL教室として必要な要素を抽出した。そして、同校の既存教室であるメディアルーム(PC教室)に、新たに家具商品(Any wayシリーズ)やICT機器(テクノホライゾン製の電子黒板・モバイルディスプレイ、Creality製高速3Dプリンタ、アバロンテクノロジーズ製ソフトウェア、Aver 製AI追尾カメラ等)を配置し、PBL教室として整備した。
PBL教室では、「プロジェクトワーク」「プレゼンテーション」「自学習・コミュニケーション」などの学習場面に応じ、自由にレイアウトを変化させることで、さまざまな授業スタイルや学び方に対応できる教室環境を実現している。
2025年3月末までの期間に、同校のPBL教室においてさまざまな学年や教科の授業実践を行うことをとおして、教職員や子供たちへ与える効果などの検証を行う。