デジタル庁は、高校入試デジタル化関連サービスの提供事業者を対象にアンケート調査を11月28日まで実施している。回答はWebフォームから。
同庁では、「高等学校入学者選抜のデジタル化に向けた既存サービスに関する調査研究」を富士ソフトに委託し実施しており、今回の調査はその一環。高等学校入学者選抜のデジタル化に関連する既存サービスを提供している民間事業者からの情報提供を目的としている。調査対象は、以下の機能を全てまたは一部有するサービスを提供している事業者。
【機能1】インターネット出願:生徒自身がインターネットで出願手続きができる
- 生徒が紙媒体を使わずに出願書類を作成・提出する
- 生徒または保護者が考査料をキャッシュレスで納付する
- 生徒の出願状況を中学校側の端末等で確認する
- 生徒はGIGA端末を利用して出願する(私物も可)
【機能2】データ共有:生徒と中学校間でデータ共有ができる
- 生徒が書いた志願内容等を中学校の複数の教員がデジタル上で確認・共同編集する
【機能3】データ送付:生徒、中学校及び高等学校間で各々データ送付ができる
- 中学校と高等学校間でデータ送付(調査書、入学者情報等)を行う
- 出願手続きや入学手続きにおいて生徒と高等学校間でデータ送付する
- 出願時に生徒の出願状況と、中学校と高等学校間での連携データ(調査書等)を照会し、志願者(生徒)データの完全性を確認する
【機能4】既存システム接続:出願・入学手続きにおいて、中学校・高等学校それぞれの校務支援システムと連携できる
- 中学校の校務支援システム、高等学校の校務支援システムと連携する
- 中学校の教員が校務支援システムのデータを活用して調査書を作成する
【機能5】志願者情報管理:高等学校において出願した生徒の情報を管理できる
- 高等学校において出願された生徒の情報を管理する
- 出願時に生徒の出願状況と、中学校と高等学校間での連携データ(調査書等)を照会し、志願者(生徒)データの完全性を確認する
◆回答フォームはこちら
デジタル庁「高等学校入学者選抜のデジタル化に関連するサービスを提供されている民間事業者の方へご協力のお願い」