教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)は11月14日、「2023年度 学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書(第2版)をWeb公開した。
それによると、2023年度の学校における個人情報漏えい人数は141,467人。事故は年度始めの4月、行事が重なる10月に多く発生している。漏えい経路・媒体は、「書類」と「インターネットサービス・アプリ」が全体の約70%。「規定違反」を伴う事故は、全体の約7%となっている。
本報告書は、教育委員会や学校関係者に限り無償で使用できる。同委員会では、教職員向け情報セキュリティ研修やセキュリティ対策の検討に活用してほしいとしている。