茨城県教育委員会は先頃、今年度4〜9月の公立学校教職員の時間外在校等時間の平均を発表した。それによると、昨年度の同時期と比べて全校種で減少していることが明らかとなった。
校種別で見ると、小学校(義務教育学校前期含む)は30時間26分(昨年度比1時間4分減)、中学校(義務教育学校後期・日立特別支援学校含む)は37時間56分(同 3時間11分減)、高校は23時間27分(同 2時間49分減)、特別支援学校は12時間31分(同 1時間37分減)となっている。
月別では、時間外在校等時間が45時間を超える教員の割合も減少傾向にある。新年度がスタートし、“残業”が多くなりがちな4月を見ると、小学校が35.5%(昨年度41.4%)、中学校が55.5%(同 62.8%)、高校が15.7%(同 22.4%)、特別支援学校が0.1%(同 0.5%)と、全校種で減少している。