a.school(エイスクール)は11月13日、「宇宙飛行士」の探究学習プログラムを、東京ドームと共同開発したと発表。本プログラムは、11月22日に東京ドームシティ6階にオープンする新しい宇宙体感施設「Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)」で提供される。
本プログラムは、エイスクールが博物館・科学館を舞台にサイエンスの面白さや奥深さを伝えるための探究・創造的な学びを提供する取り組みの一環として、小学生向けの探究学習プログラム・シリーズ「なりきりラボ」の特別編として開発した。
一般的に博物館・科学館で行われる単発プログラムとは異なり、全8コマ(各90分)にわたり時間をかけて探究する構成。宇宙に関する新たな知識を学ぶだけで終わらず、宇宙飛行士や宇宙開発のプロフェッショナルになりきりながら自分の考えをアウトプットして学ぶ形式となっている。また、入門者向けに1日(90分)で体験できるプログラムも同時に開発し、あわせて提供を行う。
2023年3月に閉館した「宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)」の後継施設で、未来の宇宙旅行をエンターテインメントとして体験できる場所。さらに、宇宙をテーマにした教育や交流の拠点としての役割も担う。
施設内の「探究ルーム」では、「ワンダー(不思議に思うこと、興味を持つこと)を探究して、世界と自分がつながるワクワクを感じよう」というコンセプトのもと、宇宙を切り口にサイエンスやアートなど様々な分野を横断した教育プログラムが提供される。エイスクールと東京ドームが共同開発した「なりきりラボ特別編 宇宙飛行士」のプログラムもその一環として実施される。