駿河台学園は11月6日、高等学校向けに、学習の基礎となる単語・語句等を生徒に記憶定着させるためのコンテンツ「駿台ビジュアル記憶シリーズ」の提供を開始すると発表した。
本コンテンツは、文字情報に加え、視覚情報(ビジュアル)を活用することにより、効率的に記憶を定着させることを目的とした学習コンテンツ(開発協力:Diversity Study)。2025年1月より英単語と古文単語の提供から開始し、順次コンテンツを増やしていくという。無料トライアルも実施予定だ。
駿台ビジュアル記憶シリーズは、文字情報がメインとなる従来の単語帳アプリや紙の単語帳と異なり、学習する単語や語句、それらを含む例文などを、画面上に表示されるイメージ画像やイラストと組み合わせて学習する。
学習に利用する端末は、タブレットやスマートフォンなどを想定。文字情報に加えて、ビジュアル化された視覚的なイメージを組み合わせることで、単語・語句等の意味をより深く理解して記憶定着させることを目指している。
本サービスは、モノグサが提供する「Monoxer」のプラットフォームを活用する。Monoxerは、学習者の記憶度を分析し、個々の進捗に合わせた学習スケジュールを自動的に生成するため、最適なペースで記憶定着を図ることが可能となる。また、アウトプットのための小テスト機能も搭載している。従来は紙で実施していた単語テスト・小テストなどの管理をweb上で行うことができ、管理者側で生徒の学習状況を一元管理することも可能。
全国の高等学校を対象に2025年1月より、英単語と古文単語のコンテンツ提供を開始する。英単語は、基礎編(一般私立大向け)・中級編(中堅国公私立大向け)・上級編(旧帝大・難関国公私立大向け)の3レベル構成となる。
さらに2025年度中に、現代文、化学、生物、地学、日本史、世界史、地理、公民などの科目へも展開し、シリーズ化していく予定。
無料トライアルとして、2025年1月より本コンテンツを全国の高等学校に無償提供するという。
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