公財・武田科学振興財団はこのほど、2024年度の中学校・高等学校理科教育振興助成対象を発表。応募計101件から70件を選出した。1件につき30万円が助成される。
同財団の中学校・高等学校理科教育振興助成は、国内の中学校・高等学校(高等専門学校を除く)およびそれに準ずる機関の教員および職員を対象に、中学校・高等学校の理科教育に貢献する研究または実践を助成するもの。
今回、合計101件(中学校27件、高校74件)の応募があり、中学校は、筑波大学附属駒場中学校の内山智枝子教諭(研究題目「探究心を育むための理科実験室リフォーム ~中学校理科における科学的な探究活動の実践~」)など19件、高校は、お茶の水女子大学附属高等学校の朝倉彬教諭(研究題目「高校では扱わない「流体力学」を高校物理で導入す る手法の開発と実践」)など51件が採用された。