東京⼯科⼤学⽚柳研究所は11月5日、全国の⼩学⽣を対象に実施した「⼩学⽣SDGsコンテスト2024」の受賞9作品および3団体を発表した。
本コンテストは、⾃由な発想で⾝の回りのSDGsを達成するアイデアや取り組みを募集するもので、子供たちがSDGsに関⼼を持ち、夏休みの課題としてもそのアイデアや取り組みを具現化してもらうことを目的に2022年から実施している。今回は8⽉1⽇から9⽉9⽇までの募集期間に57点の応募があった。審査は同学の教職員および学⽣らによって⾏われ、10⽉14⽇に⼋王⼦キャンパスにて表彰式が⾏われた。
最優秀賞には、京都市⽴修学院⼩学校5年⽣の岡本光莉さんの作品「オランウータンとその森を守るリサイクルパーム油を作りたい!」が選出された。
オランウータンは近絶滅種とされ、⼈間の活動のせいで⽣息数と⽣息範囲が⼤幅に減少しています。オランウータンを助けたいという純粋な気持ちを出発点とし、それを⾃分たちの⽣活に結びつけて考え、実際に⾏動に移した⼀連の活動はとても素晴らしいと思います。油のリサイクルは多くの科学者の研究テーマになっています。実⽤化(バイオディーゼル燃料)もされていますが、何度も再利⽤するのは難しいので、「マジカルスティック」やごみをくっつけるための薬が開発できるといいですね。
その他の受賞者は下記のとおり。受賞作品はコンテスト公式サイトで公開している。