文京学院大学は10月28日、2026年4月に「ヒューマン・データサイエンス学部(仮称)」の開設を構想中であることを発表した。
同学は現在、外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部の4学部12学科を持つ。新学部は、これら既設学部のすべての学問領域のハブとして位置付けることにより、これまで培ってきた現場知識やノウハウといった、いわゆる経験知とテクノロジーを掛け合わせ、未来創造に結び付ける文理融合型教育を行うという。
新学部は、東京・本郷キャンパスに設置し、定員は110人を予定。①データサイエンス・AIのスキルの習得、②PBL型授業で社会課題発見力とマネジメントスキルの習得、③社会課題に合わせた3領域の学びを展開――を学びの特色とした学部となる。
生活・健康、地域・環境、ビジネス・文化の領域から学生各自が主体的に社会課題を把握、数理科学・統計学・情報学を基盤とするデータサイエンス・AIの専門知識・技術、並びに社会課題解決におけるその活用法を修得し、社会課題に対して仮説を立て、検証にデータを利活用し、データサイエンスの視点でステークホルダーとコミュニケーションをとり、解決策を示すことができる人材の養成を目指すという。