21世紀型教育に取り組む全国の私立高校12校で組織するハイスクールコンソーシアムは11月に、加盟する学校の生徒同士の国内交換留学、『Second School Project(セカンドスクールプロジェクト)』を立ち上げる。
Second School Projectは、各地域の生徒が日常を過ごしている土地や学校を離れ、異なる学校で特色ある多様な学習を体験しながら、新たな気づきや学び、経験を通して自身の成長に繋げることを目指したプログラム。
留学期間中の1週間は、留学先の学校の生徒の家庭にホームステイをしながら、現地の「バディ」と呼ばれる生徒と同じクラスで授業や学校行事に参加する。また、滞在中には留学生が通っている学校や地域の紹介を行ったり、生徒自身が取り組んでいる学習や探究の成果をプレゼンテーションしたりする機会が設けられるなど、さまざまな交流が予定されている。
今回は先行実施として、星の杜高校(栃木県)、御殿場西高校(静岡県)、福岡女子商業高校(福岡県)の3校の生徒が参加し、11月4日から12月1日までの期間で、相互に留学を行う。次年度はさらに留学先の学校や期間もコンソーシアム加盟全12校に拡大する予定だという。