EDUCOMは10月29日、統合型校務支援システム「C4th」のグループウェア上で入力された情報が、心と学びの記録・振り返り支援システム「スクールライフノート」の掲示板上に自動で連携される機能をリリースした。これにより、教職員が複数システムで入力する手間なく児童生徒へのスムーズな情報共有が可能となり、業務負担の軽減に繋がるという。
今回、C4thのグループウェア機能である連絡・共有において連携対象に設定した記事・議題の、スクールライフノートの掲示板上への自動表示が可能となった。
C4thの連絡・共有は、校内および自治体内の教職員間の情報共有に使用する機能、スクールライフノートの掲示板は校内の教職員から児童生徒への連絡に利用する機能。これまでは「C4th」に登録した内容を児童生徒にも共有したい場合、改めてスクールライフノートでも同じ内容を登録する必要があったが、今回の連携実現により、同内容を周知する際の手間が解消される。
これにより、教職員が複数システムで入力する手間なく児童生徒へのスムーズな情報共有が可能となり、業務負担の軽減に繋がる。たとえば教育委員会から自治体内の学校全体に通知したい感染症情報などの内容を一斉に発信したり、教職員間だけでなく児童生徒にも注意喚起したい不審者情報などを一度に伝えたりすることが可能となる。