広島県東広島市とSPLYZAは10月23日、体育を通じた思考力育成と地域スポーツ課題解決の促進を目指して連携協定を締結した。
市内の一部の小中学校における体育授業や部活動、さらに地域スポーツにおいて、SPLYZAが提供する映像振り返りツール「SPLYZA Teams」とAIを活用したマーカーレス3D動作分析アプリ「SPLYZA Motion」を導入し、実証実験を開始する。この取り組みは、体育を通じて「考える力」を育むこと、さらに東広島市の地域課題解決事業の一環として、スケートボードのスキルアップに活用することを目的としている。
今回の連携協定に基づく協力内容は以下のとおり。
体育授業および部活動において、映像の分析や振り返りを通じて、生徒の「考える力」を育むためのサイクルを構築し、双方で協力する。
Brooklyn Projectsが、東広島市の地域課題解決事業(トルク事業)の一環として、スケートボードによる町おこしに取り組んでおり、子供を対象としたスケートボードのスキルアップにつながる活用について実証実験を実施する。
今回導入するツールは、SPLYZAが提供する「SPLYZA Teams」と「SPLYZA Motion」。
「SPLYZA Teams」は、課題発見から課題解決までを主体的に行うための映像振り返りツールで、2017年にサービスを提供開始し、30種類以上のスポーツで約900チームでの導入実績をもつ。小中学校や高校の体育授業や探究授業での利用例も増えてるという。
「SPLYZA Motion」は、カメラ1台でAIによる3D動作解析が可能なモーションキャプチャアプリ。教育・ヘルスケア・スポーツなどの分野で100を超える組織で活用されている。