COMPASSは10月17日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」において、AI発音コーチアプリ「ELSA Speak」を開発・提供するELSA Corp. が提供するAI音声認識技術APIを搭載した英語スピーキングの判定機能を追加したことを発表した。
近年、学校の英語教育は、4技能のうちの「聞く」「話す」に重点を置く内容へと変化している。一方で教育現場では、「話す」ことの指導や評価に教員の高い英語スキルが求められること、限られた時間の中で児童生徒一人ひとりへ指導やフィードバックを行うことが難しいなどの課題があるとされる。そうした公教育における教育課題を踏まえ、学習者のスピーキングスキル習得のサポートを強化することを目的に、AI発音コーチアプリ「ELSA Speak」のAI音声認識技術APIを搭載した英語スピーキング判定機能を追加した。
本機能は、①発音をAIが3段階で自動判定(Excellent / Good / Nice Try)②発音が苦手な部分がわかる③お手本を聞きながら何度も繰り返し練習できる――といった特長を持つ。
教科書掲載の基本文を使用した「中学校 教科書基本例文問題」や、学習到達目標ごとに4技能を選んで学習できる「Can-do」の問題など、キュビナに搭載されているすべての英語のスピーキング問題に対応している。
ELSAは、学習者が英語をより流暢に話せるように発音矯正をサポートする独自のAIを搭載したアプリで、高精度の発音認識機能によって非ネイティブの音声を約95%の精度で認識、AIが学習者のスピーキングの弱みを特定し、よりネイティブに近い発音ができるようフィードバックを行うことが可能だという。