文字の読み書きに困難を抱えるディスレクシアを支援する認定NPO法人エッジ(藤堂栄子会長)は「読書バリアフリーとディスレクシア~多様な読書のカタチ~」を東京の港区立三田図書館と共催で10月27日(日)まで開催中(17日を除く)。10月18日(金)には体験&交流デイも開催される。
ディスレクシアとは学習障害(LD)の一つで、読むことや書くことがスムーズにできないという特徴があり、他の人に読んでもらうと理解できる。ディスレクシアの背景にはデコーディング(文字・文字列を音に変換する力)に問題があると考えられているが、40人学級に2~3人の割合で存在し、見た目では分からないため、あまり知られていない。
ディスレクシアを支援するエッジでは、10月をディスレクシア月間として啓発キャンペーンを実施。「読書バリアフリーとディスレクシア~多様な読書のカタチ~」も、その一環として実施。読み書きに困難のあるディスレクシアについて知ってもらい、一人ひとりの特性に合った本の内容にアクセスしやすい読書のカタチについて考える展示が行われる。
<イベント概要>
「読書バリアフリーとディスレクシア~多様な読書のカタチ~」
展示期間:10月14日(月祝)~27日(日) ※17日の休館日を除く
場所:東京都港区立三田図書館(港区芝5-36-4 札ノ辻スクエア5階)
※三田駅、田町駅より徒歩約3分
開館時間:月曜から土曜(祝日等を除く)9:00~20:00、日曜・祝日9:00~17:00
【体験&交流デイ】
開催日時:10月18日(金)13:30~19:30
会場:東京都港区立三田図書館 6階集会室 ※予約不要
内容:
・ディスレクシア疑似体験(15時・17時・19時に開催ほか随時)
・聴く教科書体験(音声教材BEAM)
・ディスレクシアな人のおすすめ本展示
・おしゃべりコーナーなど