桜花学園⾼等学校(名古屋市)の生徒らが起業した株式会社Mieux X(ミューズ)が、10⽉10⽇〜12⽇に愛知県国際展示場にて開催されるSDGs AICHI EXPOで、フェアトレードコーヒーの試飲・販売を行うブースを出店する。
同校の国際キャリアコースでは、2021年よりフェアトレードコーヒーのドリップバッグの製作している。今年2⽉、同社を設立。株式を発⾏することで資⾦を確保し、CEO1名、COO5名(広報部、経理部、総務部、販売事業部)を⽣徒が担当し⽣徒が中⼼になって活動し、オンライン販売サイトも運営している。
今回の出店は会社設立後初のことで、これまで教員の指導で⾏っていたシフト管理や出店準備も⽣徒が中⼼になって⾏っているという。
同社CEOを務める畑中七海さん(3年)は次のようにコメントしている。
「会社の中⼼になっていろいろな部署に関わり、一から運営していきたいと思い、CEOに⽴候補した。初年度で⽴ち上げであるし、今まで先⽣がやってくれていたことを全部⾃分たちがやっていくので⼤変なことも多いが楽しい。アイデアを出していかないと会社として成⻑しないので、協⼒して作っていくことにやりがいを感じている」。
同校・国際キャリアコースの⾦原教諭は、「教員が主体で『いい経験させてもらった』ではなく、⽣徒⾃⾝が主体となり、『何かを⽣み出し⾊々な経験ができた』と感じてほしい。お⾦を稼ぐ仕組みについても学び、未来の起業家の輩出も視野に⼊れている」と話す。