NPO法人減災教育普及協会は10月1日、地震避難訓練に特化した紙芝居「じしんのときのあぶないもの『がたがたぐらぐら がたぐら』」を発売した(製造・販売:日本減災対策)。価格は4,950円。活用の手引きが付属する。
同協会がこれまで行ってきた日本全国2000件以上の減災教育、災害対策アドバイスなどのノウハウをもとに開発した幼児向け減災紙芝居。地震発生時の危険な状況を、幼児にも分かりやすいオノマトペ(擬音語・擬態語)で表現した。まだ危険を十分に理解できない子供たちに、地震の揺れや、身の回りの物がどのように動くのかを具体的にイメージさせ、地震が起きた時の安全な行動を学ぶことを目的としている。
付属の手引きでは、年齢別の指導法など、危険回避能力向上のためのコツや、避難訓練から園の減災対策までを詳しく解説している。
大きな地震が起きたら、本棚が倒れたり、窓ガラスが割れたりすることもある。子供たちが、地震の危険性を具体的に理解し、安全な場所へ避難することの大切さを学び、いざという時に自分で判断し行動できる力を育む教材となっている。
購入方法は販売元の日本減災対策に問い合わせを。
日本減災対策株式会社
ナビダイヤル 0570-031510