チエルは10月2日、無線通信可視化・安定化ソリューション「Tbridge(ティーブリッジ)」において、エッジキャッシュ機能搭載モデルをリリースしたと発表。
GIGAスクール構想第2期の学校現場では、デジタル教科書がさまざまな教科で導入されるなどICT機器の利用・活用はますます増えていくと想定されている。一方で、端末の利活用が進むにつれてネットワークの通信負荷が高まる懸念が指摘されており、そのための環境整備が国から推奨されている。
こうした状況を踏まえ、同社はこれまで無線LAN可視化・安定化ソリューションとして展開していた「Tbridge」にエッジキャッシュ機能搭載モデルを追加開発し、学校内ネットワークの可視化・安定化に加え、通信負荷軽減にも寄与するソリューションとして新たに発売することとした。
エッジキャッシュ機能搭載モデルでは、デジタル教科書等のコンテンツ通信負荷を軽減し、最大99%以上のコンテンツをキャッシュし、端末における転送速度が最大95%以上向上するという。「Tbridge 500」または「Tbridge 1000」を導入済みの場合、オプションライセンスの追加契約で「エッジキャッシュ機能」の搭載が可能になる。