楽天ペイメントは10月2日、キャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」において、全国の学園祭への本格導入を開始すると発表した。
金融教育の一環として、学園祭に、オールインワン決済端末「楽天ペイ ターミナル」を導入することで、学生がユーザーと店舗の双方におけるキャッシュレスの利便性やお金との付き合い方、留意点などを実践で学べる場を提供する。これにより、キャッシュレス決済の理解を促進すると同時に、学生による現金管理の負担やリスクの軽減、利便性向上を目指す。
今回導入する「楽天ペイ ターミナル」は、クレジットカードや電子マネー、QRコードの決済機能から、レシートプリンター、モバイル通信(4G LTE)ならびにWi-Fi通信機能を備えたオールインワン決済端末。スマホやタブレットを新たに用意しなくても、本端末1台でキャッシュレス決済を導入できるのが特徴となっている。
今回の本格導入に先立ち、9月28日・29日、横浜隼人中学・高等学校の学園祭で「楽天ペイ ターミナル」を導入し、キャッシュレス学園祭の実現を支援した。
当日は、「楽天ペイ」ダウンロードの専用ブースが設置され、初めてコード決済を利用する人もスムーズにキャッシュレス学園祭を体験。生徒や来場者からは「最初は難しいと感じていたが簡単に決済ができた」「複数の決済が使えて便利に感じた」などの感想があった。
また、教員からは「金融教育の一環でキャッシュレス学園祭を昨年から実施し、生徒からも学園祭をきっかけにキャッシュレス決済を使用する機会ができ、勉強になった」など、キャッシュレス学園祭への手応えを感じるコメントが寄せられたという。