大阪成蹊女子高等学校はこのほど、教育機関向け連絡システム「Chimelee（チャイムリー）」（VISH）を導入。電話連絡の削減と業務効率化が、教職員に新たな時間と余裕を生み出し、働き方改革の推進につながっているという。提供元のVISHのWebサイトでは同校の導入事例を公開している。
大阪成蹊女子高等学校では、1日100件近くに上る欠席・遅刻連絡の電話対応が、授業準備や教材研究に必要な時間を圧迫するなど、教職員にとって大きな負担となっていた。そこで今年4月に「Chimelee」を導入。欠席・遅刻連絡をすべてアプリで完結することで、電話対応の負担が大幅に削減されたという。
同校の岸本圭司副校長は、「毎日10人ほどの教員で対応していた電話当番制度をなくすことに成功しました。電話が鳴るたびに仕事を中断する必要がなくなり、保護者や先生方双方にとっての精神的な負担が大幅に軽減されました」と述べている。
「Chimelee」は、メール配信、アンケート、欠席・遅刻・早退連絡、バス不要連絡、連絡ノートなど、働き方改革が求められる教育現場向けの機能を備えたクラウドサービス。1施設あたり月額9,900円から利用できる。
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